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ディレクトリ構成

s2base.php5-version.zip を解凍すると次のディレクトリが展開されます。 

s2base.php5
|-- app       ・・・ アプリケーション本体格納ディレクトリ
|-- config    ・・・ 設定ファイル保存ディレクトリ
|-- lib       ・・・ ライブラリ関連ディレクトリ
|-- public    ・・・ WEB公開ディレクトリ
|-- test      ・・・ テスト用ディレクトリ
|-- var       ・・・ ログ・キャッシュディレクトリ
`-- vendor    ・・・ 外部フレームワーク、ライブラリ等との連携モジュール
publicディレクトリは、Smarty と組合わせる場合に使用します。PRADOでは使用しません。

PRADOアプリケーションディレクトリ構成

S2Baseでの開発はモジュール単位で行います。module コマンドを実行しモジュール名を「default」とすると、Web公開ディレクトリ直下に以下の構成のPRADOアプリケーションディレクトリを作成します。 

public_html
|-- default
|   |-- assets                  ・・・画像等の各種リソースファイル群を格納します。
|   |-- index.php               ・・・PRADOアプリケーションのエントリースクリプトです。
|   |-- protected               ・・・スクリプトファイル群を格納します。
|       |-- application.xml     ・・・PRADOアプリケーションの設定ファイルです。
|       |-- dicon               ・・・各ページとS2Baseモジュールを連携させるdiconファイル群を格納します。
|       |-- pages               ・・・ページクラスファイルとページテンプレートファイル群を格納します。
|       |-- runtime             ・・・PRADOアプリケーションの実行時情報（セッション等）を格納します。
|       
|-- prado                       ・・・PRADOフレームワークです。
|
|
  • 代表的なPRADOアプリケーションディレクトリ構成ファイル
    • pageクラスファイル
      各画面にて発生するイベントに対応する処理を記述するPHPクラスです。
    • pageテンプレートファイル
      HTMLとPRADOのWebコントロールタグにて各画面の構成を記述したファイルです。

S2Baseモジュールディレクトリ構成

S2Baseでの開発はモジュール単位で行います。module コマンドを実行しモジュール名を「default」とすると、次のディレクトリ群が app/modules ディレクトリと test/modules ディレクトリに作成されます。 

s2base.php5
|-- app
|   |-- ・・・
|   |-- modules
|   |   `-- default
|   |       |-- dao
|           |-- dicon
|           |-- entity
|           |-- interceptor
|           `-- service
|-- test
|   `-- modules
|       `-- default
|           |-- dao
            `-- service
moduleコマンドにて作成されるディレクトリ群は、次のレイヤイメージに対応します。


一番左の黄色のボックスは、S2Baseで作成したモジュールを使用するレイヤで、WEB層やCLI層となります。
  • S2Baseモジュール内のファイル
    • dao
      データベースにアクセスするオブジェクトです。詳細はS2Daoを参照下さい。
    • dicon
      [ダイコン] と呼びます。S2Container の設定ファイル です。XML形式で記述します。
    • entity
      データベースのテーブルに対応するクラスです。S2Dao で用います。
    • interceptor
      S2Aop の MethodInterceptor を実装するクラスになります。
    • service
      プレーンな PHP クラスです。サービス(ロジック)を実装します。